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【猫と赤ちゃん、ときどきオット】(1)妊娠した私の決意表明

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「子供が産まれたら、猫の扱いが雑になっちゃった。ていうか、もう放ったらかし(笑)」 昔、職場の先輩が確かそう言っていた。
妊娠が分かった時はとても嬉しかったけれど、ふいに何年も前に聞いた話と、その先輩のニヤニヤした表情を思い出して、今さらながらイラっときた。

「猫と赤ちゃん」と聞くと、SNSやTVなどで仲睦まじい姿をよく目にするようになり、世間では癒しの象徴のようなイメージを持つ人が多いように思う。でも私は、以前から心がザワつく出来事が何度もあったので、印象はどちらかというとネガティブだった。そのネガティブな印象のおかげか、もし自分が子供を持つようなことがあったら、私はそうはなるまい、こうしていこう、と考えることができたのかもしれない。

何年か前に毎日欠かさず読んでいた猫ブログが、出産を機に育児ブログに変化し、寂しい思いをした事があった。もちろん、ブログはいわゆる日記なので、本人の生活環境の変化で内容が変わるのはごく当然のことだと思う。私が寂しいと思ったのは、毎日のようにブログに登場していた猫の露出が徐々に減っていき、しまいにはパッタリと見なくなってしまったこと。「最近ぜんぜん見かけないけど、あの子は元気だろうか」「ちゃんと可愛がってもらっているかな」と、勝手に余計な心配をして寂しい気持ちになってしまうので、途中で読むのをやめてしまった。

私自身も、数年前から猫ブログを書いていて、妊娠が分かった時点では、読者登録(ブログの更新情報が通知されるよう登録すること)してくれている人の数が5000人を超えていた。ほとんどの人がうちの猫たちを見に来てくれているのだろうし、私自身の想いもあったので、出産しても変わらずラファとチョコを中心とした猫ブログを書きます、と読者の人たちへ宣言した。

左:チョコ♂  右:ラファ♂

夫に妊娠を報告した時、それはそれは喜んでくれた。その直後、夫が猫たちを撫でながら話しかけているのが聞こえた。
「子供が産まれても、ラファとチョコのことは今までと変わらず大事だからね」
夫は私と同じ気持ちでいてくれているんだなぁとホッとした。

出産後は、今までのように猫たちとベッタリな関係ではいられないかもしれない。でも、それを当然と思わず、今までと変わらずに猫たちに精一杯愛情を注ぐ努力をすること。新しく生まれてくる子供と同じように、猫たちの幸せを願うこと。
それが、私の最初の決意だった。

─── コラム次回予告 ───
(2)「猫はどうするの?」と言われたら

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