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【猫と赤ちゃん、ときどきオット】(2)「猫はどうするの?」と言われたら

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「妊娠したら猫は手放すべき。」という考えを持っている人が、世の中にはいるらしい。
以前からチラホラ聞いたことがあったけれど、まぁ、いろんな考えの人がいるんだなぁ、と思う程度だった。

ところが、いざ自分が妊娠し、安定期を過ぎて、ぼちぼち周りに報告しようかなという時期に差し掛かかった頃、なんだか急に怖くなってきた。
妊娠を報告したとたん、猫は捨てろとか言ってくる人がいたら、どうしよう・・・・。
あ、別にそれを言われて悩むわけではない。その人に殴りかかってしまいそうな自分が怖かった。
どう考えても、我が家にはあり得ない選択肢だから。

この子たちを手放すとか、意味わかんないし。

・・・という私の考えはともかくとして、世間ではまだまだ猫と赤ちゃんが共同生活を送ることに疑問を持っている人がたくさんいて、猫を手放だせとか捨てろとかいう具体的な言葉を使わなかったにしても、「で、猫はどうするのよ?」という質問を当たり前のようにしてくる人が多いらしい。

どうするの?って言われてもねえ。

もちろん、相手が赤ちゃんのことを本気で心配した上で、不衛生だとか、アレルギーがどうとか言ってくれていることもあるので(もうこの時点で余計なお世話だけど)、その気持ちだけは、ありがたくいただいておきたい。

そもそもの話、「猫=不衛生」と考えるのは間違いだと私は思っている。
現在の我が家、毎日朝と夕方2回掃除機をかけ、そして雑巾がけも毎日しているので、床は常にピカピカな状態を保っている。むかし夫婦ふたりで自由に暮らしていた頃なんて、掃除なんか気が向いた時しかやらなかったし、ホコリもある程度は放置していた。我が家のケースで考えると、猫がいる現在よりいない頃のほうがよっぽど不衛生だった。つまり猫がいるからうんぬんではなく、住んでいる人間がどれだけ清潔に保っているかが重要で、これがアレルギーの話にも少なからず繋がってくることだと思う。

実際、周りからアレコレ言われて悩んでしまっている人がいるとしたら、私はひとこと言いたい。
猫を大切に思っているのなら、手放す必要なんてない。絶対にない。
どうやって答えよう、なんて考える必要もない。

「猫はどうするの?」の質問には、「どうもしません。」でいいでしょ。

具体的なことを聞かれても、「ちゃんと考えているので大丈夫です」の一言で充分。
例えば、猫と赤ちゃんが暮らすリスクなどを事前に調べておいて、知識として持っておく、というのも悪くないけれど、重要なのはそこではなく、飼い主の気持ちだと思うから。

猫と暮らしているのは自分自身。家庭内のことに外野が口出しをするべきではないし、それをどうするか決めるのも自分自身。昔からよくいう、ウチはウチ、よそはよそっていうやつ。
万が一、猫を手放せと言ってきたのがご主人だったら、グーで殴ってお別れしていただきたい。

幸いなことに、私の周りにはそういう事を言う人は一人もいなかったのでホッとした一方、どこかでこの「猫どうする問題」を抱えて一人悩んでいる妊婦さんがいるのかも、と思うと、とても切なくなった。
しつこいけどもう一度言っておこうかな。
猫を手放す必要なんて、ありません。

家にいることが増えるマタニティ生活は、猫とたくさん触れ合える幸せな時間で溢れています。
どうか肩の力を抜いて、雑音は軽く受け流して、猫を撫でながら笑顔で過ごしてほしい。
出産まで、温かく穏やかな生活が送れますように。

**** コラム次回予告 ****
(3)産休は、究極の猫パラダイスだった

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